いけた!若狭物語⑤

アニキ!諦めるのはまだハヤイッスヨ!

 

アニキっ!

 

いいねが増えてますがね!アニキやり遂げるっていってたじゃないですか。見てくださる人が5人しかいないんじゃない!5人もいるんだ!こんな記事なのに!

あちゃ〜。あの子。興奮しすぎよね。ブログ管理人さんの背中押してるのか、凹ませてるのか分からないわね。

 

みものね。

 

ボクは勇気を出して、襖の隙間からこんばんは。

 

細身で小柄なショートカットの女性に聞こえる様に勇気を出したんだ。

やるのね。アンタ全然落ち込んでないわね。

 

しかし、5人の女子高生はこちらには興味ないのか反応しない。

 

襖を揺らしてみた。キャっ!ごめんなさい。ぶつかってしまい。なんと下手くそな演出。

 

しかし、他の男友達は嬉しそうだった。ボクは当時から友達の笑顔が好きだったんだ。

 

『あのぉ、良かったら海に今から行きませんか?』

 

やっと言えた。奥手なボクからしたら大したものだ。すると、旅行気分の女の子達5人もいこいこっー!やったーっ!

 

そんな雰囲気に。自分が誇らしく感じた。熱い高校最後の夏にする為、勇気を出した自分が誇らしかった。

 

そして準備して出かける。細身のショートカットの子がどうしても気になる。そして、どうしてもまたゴキブリの存在が気になる。戸締りだけ妙に敏感になった。

 

女性5人とボクたち4人で民宿を出た。民宿から出て裏道で海へ向かう。心地良い海風と、満月の光がとっても素敵な演出だった。

 

あの子に近付きたいボク。各自みんなドキドキしながらある事に気がつく。

 

あれ???

 

ショックと言うか凄いなとみんな驚いた。

またアンタの事や。ここらで終わり、つづくってやるんやろ。

 

 

 

 

 

 

つづく