レッツ5〜なんて、あんたいい気分になってるんじゃないわよ
今の貴方にどれだけ、このいいね5が凄いか分かってるの?感謝して続きを書きなさい。
ねぇ!聞いてるの?
ボク達は、感じの悪いお兄さんにバレない様に、そっと階段を上がっていく。
何かいけない事をしている事が、楽しかった。りんごちゃんと妙にわくわくした。
小さな声になればなるほど、顔が近づくからドキドキした。
りんごちゃん。はい?暗いから気をつけてよ。
口下手なボクは、もっとコソコソ話せる話術が欲しかったが、普通の事しか口から出なかった。
そんな口下手が悔しかった。でもやっと話せた事が嬉しかった。
ギシギシ言う古い階段を上がり、気持ちも上がる。そして自分たちの部屋に行くと、やっぱりまさとはいない。
隣の女の子達の部屋の襖をトントン。
開けますね。はーい。まさといます?いやうちのフクミもいないんです。
あれどこに行ったんだろ。すると、アスカがちょっとちょっと!ボクの肩を叩くんだ。
どうしたの?ボク達の部屋は一番奥で、となりに女の子達。廊下を挟んだ一番奥の部屋に人影が。
あっ!一番初めにひとしが異変に気付き、そっと忍び寄ったときに、タタタタタと小走りで驚いた顔をして帰ってきた。
どうしたんだよ!ひとし!
指を刺して、あっあそこで!
聞き入ってないわよ。どうせこうやってアンタニタニタして終わるんやろ。
つづく
あんた。ほんとアタシもアンタ嫌い。
やろ?ウチも一緒やわ