急展開!若狭物語⑦

レッツ5〜なんて、あんたいい気分になってるんじゃないわよ

今の貴方にどれだけ、このいいね5が凄いか分かってるの?感謝して続きを書きなさい。

 

ねぇ!聞いてるの?

 

ボク達は、感じの悪いお兄さんにバレない様に、そっと階段を上がっていく。

 

何かいけない事をしている事が、楽しかった。りんごちゃんと妙にわくわくした。

 

小さな声になればなるほど、顔が近づくからドキドキした。

 

りんごちゃん。はい?暗いから気をつけてよ。

 

口下手なボクは、もっとコソコソ話せる話術が欲しかったが、普通の事しか口から出なかった。

 

そんな口下手が悔しかった。でもやっと話せた事が嬉しかった。

 

ギシギシ言う古い階段を上がり、気持ちも上がる。そして自分たちの部屋に行くと、やっぱりまさとはいない。

 

隣の女の子達の部屋の襖をトントン。

 

開けますね。はーい。まさといます?いやうちのフクミもいないんです。

 

あれどこに行ったんだろ。すると、アスカがちょっとちょっと!ボクの肩を叩くんだ。

 

どうしたの?ボク達の部屋は一番奥で、となりに女の子達。廊下を挟んだ一番奥の部屋に人影が。

 

あっ!一番初めにひとしが異変に気付き、そっと忍び寄ったときに、タタタタタと小走りで驚いた顔をして帰ってきた。

 

どうしたんだよ!ひとし!

 

指を刺して、あっあそこで!

聞き入ってないわよ。どうせこうやってアンタニタニタして終わるんやろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

あんた。ほんとアタシもアンタ嫌い。

やろ?ウチも一緒やわ